投資で勝っている人は、日々のトレード研究や勉強を欠かしません。
これはハイローオーストラリアの投資でも同じことが言えます。
現在専業のプロトレーダーとして活躍している人は、多くの勉強を重ねて現在の地位を築いている人がほとんどです。
相場は常に変化していくので、相場感やその時の相場に合った戦い方などの勉強をしていく必要があります。
このページでは、ハイローオーストラリアの勉強というテーマで、おすすめの勉強方法やどのようなことを学べばいいかを詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、日々のトレードに役立てていってください。
ハイローオーストラリアの勉強方法
ハイローオーストラリアで勝てるために勉強をするといっても、様々な勉強方法があります。
勉強方法に正解はなく、自身に合った方法を選択して臨むことが重要です。
では実際にハイローオーストラリアで勝てているトレーダーは、どのようにして勉強をしてきたのかを下記にて詳しく解説します。
本を見て学ぶ
まずは本を見て学ぶという方法です。
しかし、本屋さんの投資関連コーナーを見ると、バイナリーオプションの本というのはほとんど見かけません。
ほとんどが不動産投資、株、FXといった本になります。
ここ中ではFXの本を読んで勉強することが賢明と言えるでしょう。
FXとハイローオーストラリアのようなバイナリーオプションは同じ為替取引です。
ハイローオーストラリアは判定時間が決まっているだけで、同じ為替の値動きを見て分析を行います。
FXの本ではマイナー通貨ペアでの解説が少なく、USD/JPYやEUR/USDといったハイローオーストラリアでも取引可能なメジャー通貨ペアについて触れている場合が多いです。
また、ローソク足の傾向やチャートパターン、インジゲーターの特徴について記載された本が多く、ハイローオーストラリアの取引にも活かせます。
- インジゲーター
- プライスアクション
- 酒田五法
上記のキーワードはバイナリーオプション取引でも重要なキーワードとなるので、本を選ぶ際に重視した方が良いでしょう。
本を選ぶ際は、勝率90%といったようなタイトルに目が行きやすいものを選ぶ必要はありません。
ローソク足やチャートパターンといった必要な情報が盛り込まれているものを選びましょう。
プロトレーダーから学ぶ
次に、プロトレーダーから学ぶという方法です。
トレードは日々孤独に行うものですが、自分だけで勉強・分析をするよりも、第三者視点での相場感が知れると更なる分析力の向上に繋がります。
自分ではエントリーチャンスと思ってエントリーしたポイントでも、同じ手法を使うトレーダーが見ると回避している場合があります。相場は人によって見方が変わるので、危険なポイントや根拠について第三者目線で知れるのはとても良い事です。
エントリーポイントの添削や手法解説などをしてもらうと、自身の相場分析力も向上するでしょう。
- 取引結果がデモ取引の画像
- マーチンゲールを推奨or30秒取引を多用している
ネットやSNS上にはバイナリーオプションのコンサルが多くいますが、あまり勝てないのにお金をもらってコンサルをする悪質な方も多くいます。
特にマーチンゲールを推奨している方から学ぶのは危険です。
一見有効そうですが、バイナリーオプションでは資金を溶かしやすい破産確率の高い手法となります。
30秒や1分Turboを手法とした方に多いので、勝率90%!などといった甘い言葉に騙されないようにしましょう。
相場を見て独学で学ぶ
最後に紹介するのは、相場を見て独学で学ぶという方法です。
これは前述した本、プロトレーダーから学ぶという勉強法を選択した場合でも+αで行うべき方法となります。
相場の事は人や本よりも、最終的に相場が教えてくれるという事です。
- 自身の引いたラインが機能しているか
- インジゲーターが機能しているか
- 各通貨でのローソク足はどのくらいの大きさか
上記はあくまでも例ですが、相場を見ながら常に考えるクセを付けるといい勉強に繋がるでしょう。
本を読むだけ、トレード手法を教えてもらうだけでは、ハイローオーストラリアの取引で強くなれません。
常に相場と向き合ってその時の相場状況の記録や記憶をすることで有意義な勉強となります。
またその勉強が将来的に勝てるようになる準備になるのです。
ハイローオーストラリアでは何を勉強すればいいか
次に、ハイローオーストラリアで勝つために何を勉強したらいいかを解説します。
これからハイローオーストラリアを始める方や、勝てなくて悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
インジゲーターの相性
ハイローオーストラリアの分析には、インジゲーターを用いて取引をする方が多いです。
インジゲーターにはRSIやストキャスティクス、ボリンジャーバンドといった様々なものがありますが、複数で組み合わせて使うと有効な相場分析へと繋がります。
しかし、全てを組み合わせればいいというわけでは無く、各々の相性を見てあげることが重要です。
また、通貨によっても相性は異なるので、その時の相場状況や過去相場の傾向から分析を学ぶといいでしょう。
インジゲーターについてはハイローオーストラリアインジゲーター記事で詳しく解説しているので、勉強をする際の参考にしてみてください。
ローソク足のパターン
ローソク足の傾向やパターンを学ぶと勝率アップに繋がります。
ローソク足は、江戸時代に米相場の動向を分析するために作られた日本発のテク二カル指標です。
為替取引のみならず株式投資でも多く利用されています。
ローソク足は日本だけでなく世界中の投資家がローソク足を使って分析している傾向にあり、相場状況や投資家心理を読み取るのに最適です。
そんなローソク足には様々なチャートパターンがあるので、まずはそのパターンを学ぶといいでしょう。
トリプルトップ
高値圏で3つの山を作るパターン。
3回目の上昇で高値への力がなくなり下落方向に転じる可能性が高くなる。
三山とも言われ、3回目のライン到達で逆張りが有効となる。
2つの山の出現はダブルトップとも言われ、こちらも逆張りのシグナルに有効。
トリプルボトム
トリプルトップの逆で安値圏で3回の反発をするパターン。
3回目の下落で安値への力がなくなり上昇方向に転じる可能性が高くなる。
三山とも言われ、3回目のライン到達で逆張りが有効。
2回安値で反発すると2番底という形で上昇への力が強くなりやすい。
三兵(さんぺい)
3本のローソク足が同じ方向に3本連続で出現する事。
3本連続で陽線→強い上昇トレンドのシグナル。
3本連続で陰線→強い下落トレンドのシグナル。
バイナリーオプションのような短期取引では一瞬の反発を狙えるポイントでもあり、逆張りでの有効性が増すポイント。
トレンドを狙った順張りで分析されることが多い。
ソーサー
複数のローソク足でお皿のような丸い円を作る事。
安値圏での出現をソーサーボトム、高値圏での出現をソーサートップと言う。
ソーサーの出現後は強いトレンドの前兆となりやすく、逆張りの有効性が失われる傾向にある。
これらのチャートパターンは、1分足や5分足で表示させるケースが多いハイローオーストラリアでも有効な分析方法となります。
取引でなかなか勝てないという方は、他にも様々なチャートパターンがあるので勉強して相場分析に活かすといいでしょう。
時間帯別の特徴や傾向
時間帯ごとの特徴や傾向を把握することも、ハイローオーストラリアの勉強に必須です。
- 早朝から9時、10時まで→オセアニア市場の参入による活発な値動き
- 10時~15時→市場参加者が少なく小さな値動き
- 15時~18時→ロンドン市場のオープンンによる急騰急落の頻発
- 18時~21時→一時的に落ち着きを見せやすい
- 21時~24時、1時→ヨーロッパとアメリカの参加者が重なり1日で最も大きな動きになりやすい
1日中ハイローの取引をする方はほとんどいないでしょう。
そのため、自身がトレードする時間帯の特徴や傾向をしっかり勉強しておくことが重要です。
市場参加者の数やその時の指標などによって特徴や傾向は異なるので、日々のトレードや過去相場から特徴を押さえておくようにしましょう。
勉強をしないと勝てない投資
ハイローオーストラリアは、勉強を重ねないと勝てない投資です。
1つの手法を極めたとして仮に資金が増えたとしても、その後の相場状況によっては負け越してしまう可能性も充分にあり得ます。
為替相場はその日その時で常に変化をしています。
これはUSD/JPYの月足相場です。
黒い枠は2014年から2021年現在のものになりますが、徐々に平均値が小さくなっていることが分かります。
過去にどれだけ勝てていた手法でも、直近の相場では勝てなくなるという事は珍しくありません。
日々相場の勉強を重ねてアップデートをしていく事が重要となります。