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ボリンジャーバンドとは?!ハイローオーストラリアでの活用法を一挙公開!

MT4には、様々なインジゲーターが搭載されています。

ハイローオーストラリアの取引でも多く利用されており、手法や取引スタイルによって自身に合ったインジゲーターを選択しないといけません。

今回紹介するのは、ハイローオーストラリアの分析でも高い人気を誇るボリンジャーバンドです。

他のインジゲーターとは異なる特殊な計算式を用いていることから、有効な相場分析につなげることができます。

是非この記事を最後まで読んで、ボリンジャーバンドの概要やハイローオーストラリアでの具体的な攻略法の知識を身に付けてください。

目次

ボリンジャーバンドとは?!

ボリンジャーバンドとは、MT4チャートの上部「挿入」→「トレンド」→「Bollinger Bands」の順にクリックすると挿入可能です。

メインチャートに3本の線が表示されており、トレンドの強弱を示すインジゲーターとなっています。

中央の線は移動平均線、上下の線はσ(シグマ)と表現されており、相場状況やトレンドの状況によって上下の線が縮んだり開いたりします。

バンド内に価格が収まる確率を示す

ボリンジャーバンドでは標準偏差という計算が用いられています。

標準偏差とは?!
確立やデータが平均値からどれだけ散らばっているかを示す割合の事。

大学や高校には偏差値という指標があります。

偏差値は50より上だと平均より学力が高い、50を下回ると平均より学力が低いと考えられますが、それと同じようにボリンジャーバンドも平均値(移動平均線)の値から価格がどれだけ散らばるかを示すものです。

ボリンジャーバンドの挿入時に「偏差」という項目が表示されますが、そこで偏差を入力するとバンドの幅が変わります。

σ(期間)バンド内に価格が収まる確率
±1σ約68.3%
±2σ約95.4%
±3σ約99.7%

ボリンジャーバンドで偏差を選択する際は偏差1→1σ、偏差2→2σ、偏差3→3σと入力すればOKです。

偏差の値を上げればあげるほど、バンド内に価格が収まる確率も上がる仕組みです。

3σの場合で見ると約99.7%の高確率で価格が収まることになります。

この特性を活かしてFXやバイナリーオプションで応用されるのがボリンジャーバンドです。

本来は順張り用のインジゲーター

価格内に収まるという特性から、バンドに触れたorブレイクしたポイントで逆張りに良く用いられます。

しかし、ボリンジャーバンドはもともと順張り用に作られたインジゲーターです。

バンドウォークといったチャートパターンが発生すると、強いトレンドの前兆としてFXでは順張りに用いられる傾向にあります。

バンドウォークとは?!
ローソク足がボリンジャーバンドの線にタッチした状態が連続で続くこと。

ローソク足がボリンジャーバンドの線に連続でタッチしている様がバンドを歩いているように見えます。

これをバンドウォークと呼び、本来の順張りで利用されるチャートパターンです。

考案者は破産している

ボリンジャーバンドを考案したジョン・ボリンジャー氏ですが、実は投資に失敗して破産をしています。

ボリンジャーバンド手法で破産したかどうかの真偽は不明ですが、その情報によって信ぴょう性が薄くなったと考える方も多いようです。

しかし、標準偏差を用いた特殊なインジゲーターであることから、為替相場での汎用性は高く有効な手法が多く見つけられています。

バイナリーオプションのような短期取引でも他のインジゲーターや相場状況を根拠として付け加えることで高い勝率が出せるものもあるのです。

考案者は破産しているといっても、インジゲーター自体は優秀なものであると覚えておきましょう。

ボリンジャーバンドを使った手法

次に、ボリンジャーバンドを使った手法を解説します。

前述したように元々は順張り用に作られたインジゲーターではありますが、バイナリーオプションのような短期売買では一瞬の反発を狙った逆張りでも有効性が増すのです。

詳しい手法を見ていきましょう。

トレンド手法

まずは、トレンド相場でボリンジャーバンドを使った手法です。

以下の手順で取引を行いましょう。

ボリンジャーバンドを使ったトレンド相場手法
  1. MT4を1分足表示
  2. ボリンジャーバンド偏差2を表示
  3. MFI期間14表示
  4. トレンド過程で大陽線or大陰線が2本連続で発生
  5. MFI30以下、ボリンジャーバンド-2σブレイクでHigh、MF70以上、ボリンジャーバンド+2σブレイクでLowエントリー
  6. 判定時間は5分Turboもしくは15分判定の中で中間の判定時間

チャンスが来たので狙っていきます。

判定時間はTurboが選択できる通貨であれば、Turbo5分を選択しましょう。

MFIはRSIの計算式に出来高を交えたインジゲーターのようなものです。

相場の売られすぎ買われすぎを示すだけでなく、相場の過熱動向を示してくれるものでボリンジャーバンドとの相性が良いです。

Highエントリーで勝ちとなりました。

これは長め判定であると再度トレンド継続になりやすいほか、短期であると反発が遅く勝てない場合があります。

トレンド過程の押し目を狙った手法であるため、5分~10分以内の判定時間が勝ちやすいです。

レンジ相場の手法

次に紹介するのはレンジ相場を狙った手法です。

ボリンジャーバンドはトレンド系インゲーターですが、偏差次第ではレンジ相場の逆張りでも有効性が増すものになります。

レンジ相場を狙ったボリンジャーバンド手法
  1. チャートを5分足表示
  2. ボリンジャーバンド偏差2.5表示
  3. レンジ相場の確認
  4. Highエントリーの場合→前足小さい陽線、エントリー足は前足の倍以上の陰線、バンドブレイク
    Lowエントリーの場合→前足小さい陰線、エントリー足は前足の倍以上の陽線、バンドブレイク
  5. ローソク足確定後5分後のエントリー

チャンスが来たので狙っていきましょう。

エントリーする際は、5分足が確定してから次の5分後エントリーを狙いましょう。

Turboが選択できる通貨は優先してTurbo5分を使いましょう。
スプレッドが付かないのでその分取引に勝ちやすくなります。

前足を包んだ包み足というローソク足のチャートパターンになります。

一瞬の反発をしやすいので、5分足確定の逆張りでは有効な手法となります。

また、ボリンジャ―バンドも2.5σと広めの偏差を選択してあげることにより、より根拠の増したエントリーができるのです。

取引回数を増やしたい方は偏差を2にするといいでしょう。
2.5σよりも勝率は下がりますが、エントリーチャンスは必然的に増えます。

こちらギリギリでしたが、逆張りで勝ちとなりました。

BitcoinやETH、GOLDといった銘柄ではなく、通貨ペアメインに狙うことがおすすめです。

ボリンジャーバンドは相場状況の認識にも使える

ボリンジャーバンドは明確なエントリーだけでなく、相場の環境認識としても有効です。

上のチャート画像のように、バンドの傾きを見ただけでレンジであるかトレンド相場であるかが確認できます。

また、バンドが平行になっている場合は波がなく、ギザギザしている場合は波のある相場といったことが目視で判断可能です。

標準偏差を用いているので、相場状況の確認にも有効なインジゲーターと言っていいでしょう。

自身に合った使い方を選択して、より有効な相場分析をしてみましょう。

ボリンジャーバンドを環境認識メインとして使う方は、ハイローオーストラリアおすすめインジゲーター記事を参考に他の手法を見つけてみましょう。

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