ハイローオーストラリアは誰でも気軽に始められるという性質上、ギャンブルトレードのような資金管理をしてしまう方が多くいます。
投資では資金管理が最も重要な要素です。
ハイローオーストラリアでも例外ではなく、資金のかけ方つまりベッティングシステムが重要となります。
このページではそんな、ハイローオーストラリアのベッティングシステムというテーマで、おすすめのかけ方、またおすすめできないかけ方を詳しく解説していきます。
ハイローオーストラリアでおすすめできないベッティングシステム
ハイローオーストラリアは、判定時間や取引形態ごとにペイアウトが決まっています。
カジノのような性質を持つことから、資金を溶かしやすいベッティングシステムを行う人も多いのです。
まずはおすすめできないベッティングシステムについて見ていきましょう。
マーチンゲール法
ハイローオーストラリアでは、マーチンゲール法を使って取引する方が多いです。
・1回目→1000円エントリー負け
・2回目→2000円エントリー負け
・3回目→6000円エントリー負け
取引に負けるごとに資金を倍にしていく方法なので、どこかで勝てれば資金が+になるとされています。
しかし、ハイローオーストラリアの取引形態はペイアウト2倍以下のものが多いので、続けていればいるほどマイナスになってしまうのです。
また、ハイローオーストラリアでは逆張り手法を使う方が多いですが、以下のようなポイントではマーチンゲールが弱くなります。
このように同じ方向に伸びるトレンド相場では、連続して陽線or陰線が続くことがあります。
このようなポイントでマーチンゲールの取引をすると、資金を大きく溶かしてしまい再起不能となりやすいのです。
マーチンゲールで2回目以降エントリーするポイントはエントリー根拠が崩れている場合があります。
たった1つのポイントで全ての金額を失いかねない危険な手法です。
連敗して資金が減るとメンタルにも悪い影響を与えるので、絶対にしない方が良いでしょう。
パーレー法
次におすすめしないのはパーレー法という取引です。
・1回目→1000円エントリー勝ち
・2回目→2000円エントリー勝ち
・3回目→6000円エントリー勝ち
これは前述したマーチンゲールの逆で、買ったら資金を上げていくという方法になります。
パーレー法は連勝すれば大きな利益となりますが、1度でも負ければ終わりです。
例えば3連勝して資金が多く増えたとしても、次の取引に負けてしまうと3勝1敗にも関わらずペイアウトの差額分マイナスになってしまいます。
せっかくいいエントリーチャンスが来たとしても、どこかで負ければ全てが終わってしまう手法です。
パーレー法はハイローから付与されるポイントの活用などでは使ってみてもいい取引法とも言えますが、自己資金を使った取引ではおすすめできません。
マーチンゲール法よりも大きな損失を出すリスクは少ないですが、勝率が高くても損失になる場合があるギャンブル性の高いベッティングシステムといえます。
ハイローオーストラリアで有効なベッティングシステム
次に、ハイローオーストラリアの取引で有効なベッティングシステムを紹介します。
一部では実際に使える手法をもとに解説するので、ぜひ活用してみてください。
一定の資金額で淡々とエントリーする
まずは、一定の資金額で淡々とエントリーするという方法です。
例えば1回のエントリー額を5000円と決めたのであれば、それを増やすことも減らすこともせずに一定額での取引をします。
ハイローオーストラリアで用いられる手法は、60%を超えるとかなり強い方です。
80%も90%も勝率がある手法はないと断言できます。
10回取引をして4回は負ける計算となるので、当然どこかで連敗をする可能性もありますが、その後に連勝をすればすぐに資金が戻ります。
エントリー金額を上げる際は目標資金に到達した時よりも、3か月単位ほどで勝率が安定してきてから上げると良いでしょう。目標金額に達してからエントリー額を上げても勝率が安定していなければ、金額を上げた直後の連敗で大きく資金を減らす可能性があります。
1回のエントリー金額は、入金した資金の3%ほど(3万円入金で1000円エントリー)ほどを推奨します。
1日に数回しか取引をしない方は5%ほどの資金管理で良いでしょう。
10%が推奨する方も多いですが、連敗時のリスクが上がってしまうので注意が必要です。
ナンピン
次に紹介するのは、ナンピンというベッティングシステムです。
以下の手法を用いた例を見てみましょう。
- チャートを1分足表示
- 上昇トレンドで1度小さな下落をしているのを確認
- 最初の上昇からの値幅を測る
- 小さな下落をした位置から同じ値幅を付けて上昇したところで軽めのエントリー
- 最初のエントリーからブレイクでしてきたところで資金を増やしてエントリー
まずは1回目の上昇から一時的に小さな下落をしたところで、安値から高値までの値幅を測ります。
一時的に下落したポイントから値幅を測り、先ほどの上昇幅と同じところにラインなどを引いておきます。
ライン到達でまずは軽めのエントリーをして、少し有利な位置に価格を伸ばしてきたところで追撃のエントリーをしましょう。
上のチャートで見ると①が軽め、②が追撃の本弾エントリーです。
通常が5000円エントリーであれば、①が1000円②を4000円などとして分けるといいでしょう。
15分取引の最も長い判定時間がおすすめです。
追加でのエントリーではありますが、有利な数値にきたところで大きめの金額をエントリーすることで資金効率が良くなります。
結果的には大幅にpipsを抜いて勝ちとなりました。
浅い位置でエントリーしたポイントで負けても、上でエントリーしたポイントで勝てれば1勝1敗でも利益が出る仕組みです。
なおこの手法はN波動と呼ばれる実際にも有効な手法なので、ぜひ活用して見てください。
ナンピンはどのポイントまで追うかをあらかじめ定めていないと、取引に熱くなって資金管理を崩しやすくなってしまいます。1回まで追う、2回目まで追うといった自身でのルールを決めて、ルール通りに取引することが重要です。
手法によってエントリー額を変える
次に紹介するのは、手法によってエントリー額を変えるという方法です。
手法それぞれで勝率は変わってきます。
勝率の高いところで大きめの金額、56%~60%の勝率が担保された手法では少なめにエントリーをすることで資金効率が良くなる仕組みです。
手法が定まっていない方や、いまいち手法の勝率が分からないという方は、ハイロー必勝法記事で紹介している手法をご覧ください。
こちらの記事ではトレンド手法とレンジ手法の2種類を解説していますが、トレンド手法の方が勝率は高いです。
レンジ手法はトレンド手法に比べると勝率が低いですが、取引回数が多いため少額エントリーでも資金が増えやすくなります。
エントリーごとどのくらいの資金でエントリーするかはあらかじめ決めておきましょう。
(例)口座に10万円入金の場合
・勝率の高いトレンド手法→5000円エントリー
・勝率がそれほど高くないレンジ手法→2000円エントリー